Owner Interview
オーナーインタビュー
グレイス×Ryu’s hairのオーナーディレクターである西田龍様にお話しを伺いました。
美容師になったきっかけ
まずは、美容師になったきっかけを教えてください。
実は、特に美容師になりたかった訳じゃなく(笑)手に職をつけたかったんですよ。だから初めは飲食関係とか、色々考えていたんだけど。
油絵画家をやっている叔父がいるんですが、その叔父の影響もあって、絵を描いたり、美術館に行くのも好きだったんですが、その叔父が僕には美容師の方が合っているんじゃないか、って進めてくれて。それでもう一度考え直して神戸理容美容専門学校に行くことにしたんです。
そしたら、学校の授業も、周りの人も楽しくて、やっぱり美容師で正解だなと(笑)。それで、その学校を卒業して、美容院に就職することになったんです。
僕が美容師になった頃は、今よりも下積みが長くて、3年はシャンプーしかさせてもらえなかった。後になってみると色々大変なことも遭ったなと思うけど、当時はまったく苦にならなくて、ひとつひとつ技術が身に付くことが大変ではあるけど楽しい、という感じで。
休みが合わせられないのでサラリーマンの友人とはかなり疎遠になりましたね。仕事だけしているんじゃなく、勉強もしないと周りに置いていかれるんで、仕事が終わってから勉強したり、休日も勉強したりしてたこともあって。
今よりも下積みが長い時代ではあったけど、今考えるとその頃の下積みが役立ってるなと思いますね。基礎が出来て、幹が太くなったなと思いますし。
独立したのはいつ頃ですか
独立、という感じではなくて欧米ではよくあるスタイルなんだけど、そのサロンで働いてはいるけどフリーのスタイリストという、フルコミッションスタイルで仕事をしていました。
だけど日本ではフルコミッションスタイルっていうのは浸透していないので、習得したい技術を提供しているサロンで社員として働く→フルコミッションスタイルで働く→習得したい技術を提供しているお店で働く→フルコミッションスタイルで働く、というような結構、変則的な形で働いていました。
正直、安定した働き方ではないけど、そのかわり色んなサロンの技術を身につけられたり、自由に勉強できたので、すごく僕には合っていたなと思います。
今の場所でやり始めたのは2004年頃からですね。
ドライカットとの出会い
ドライカットとの出会いは
ヨシトーヤさんという、世界的に有名な日本人の美容師さんがいらっしゃるんだけど、その方がドライカットをされていたんですよ。
それで興味が湧いて、講習会を何回か受ける中で様々なドライカットの方法があることが分かって、そこからその人が学ばれた美容師の方の講習をさらに受けたりして、どんどんドライカットにはまっていきました。
別にウェットカット(髪の毛を濡らして切る方法)や梳きばさみを使ったヘアカットを否定する訳ではないんですよ。それぞれにいい面はあるので。ただ、どうしてもドライカットでしか出せないスタイルっていうのがあるんですよ。このスタイルを身につけることで確実にお客様に提供できるスタイルが広がるな、と確信しましたね。
お客様にドライカットを提供しだしたのは1996年頃です。もちろんお客様に技術を提供する訳ですから自信はあるんですが、お客様から直接「仕上がりが今までと違う!」「スタイルが長持ちする」「セットがしやすい」とか実際に言っていただけると、具体的な声として実感するよう になりました。そして、確実に自信にも繋がりました。
ドライカットはどんな人におすすめですか
基本的にはどんな人にもおすすめですが、特にお客様で多いのはくせ毛の人。
「髪の毛がまとまらない」「ずっとヘアサロンジプシーだ」と言う方がドライカットをして、「全然ヘアスタイルがくずれない」「初めてヘアサロンで納得できるスタイルにしてもらえた」と言っていただけているので、是非同じようなお悩みをお持ちの方にも来ていただきたいなと思いますね。
最後にこれからグレイス×Ryu’s hairに行ってみようと思っている方に一言お願いします。
ヘアサロンジプシーの方がよくいう「なかなか行きたいと思える店がない」という方に是非ドライカットを試していただきたいと思います。
ありがたいことに、今現在予約をたくさんいただき、なかなかお客様の来られたい日に予約がとれないことが多いので、何とか、そこはどうにかして改善したいなとは思っているんですが、「髪型がまとまらない」「くせ毛をなんとかしたい」という方は是非、予約を取っていただいて(笑)お越し頂ければと思います。
あと、現在女性のお客様が多いんですが、男性の方も大歓迎ですので、是非起こしください!